教室では、野菜🍅🫑🥒を育てて、夏の間、毎日のように収穫してきましたが、その横で、お米🌾も育てていました。
お米を作る、というとハードルが高そうなので、JAさんが配布されている、バケツ稲セットをいただくことに。
モミを発芽させ、発泡スチロールの箱に苗を植えたところ、わずかながらもお米が実ってきました。
ある日、スズメさんに食べられているところを目撃し、全部食べられる前に、と刈り取って乾燥させておりました。
この日は、まず稲の穂先にお米ができている様子を観察。
お米として食べられるようにするために、どうしたらいいのかな?
ということで、まずは「脱穀」に挑戦することにしました。
簡易にするために、お茶碗を使って、モミをしごきます。
力がいるので、スタッフがお茶碗を抑え、子どもたちは力いっぱい稲を引っ張って、上手に「脱穀」できました。
次は、モミからモミガラを取る作業、「もみすり」です。
JAさんのおすすめは、すり鉢に入れて、軟式野球のボールで擦る方法なのですが、
軟式野球のボールが用意できず、とりあえず、すりこぎで擦ることにしました。
すりこぎでは力が強くかかりすぎる、という注意書きがあったのですが、
意外とモミガラは取りづらく、みんなでやっても数個しか取れませんでした😅
これはまた、ご飯を炊く機会に、数個だけでも混ぜて炊いてみたいと思います。
今回、子どもたちは、思った以上に興味津々で、積極的に作業に参加してくれました。
日常生活に直結している物事について、その根本について知りたい気持ちが表れた体験だったのではないか、と嬉しい気持ちになりました。